みなさん、こんにちは。
鳴かぬなら、私が鳴こう、ホトトギス
byいばちゃん
…とか言いながら、ホトトギスの鳴き方を知らない、いばちゃんです。
さて、今日は、時を戻そう。
年末にあった嬉しい出来事を話そうと思います。
結構前だね、でも、嬉しい気持ちは薄れていないよ。
私は、ちょこちょこライブやフェスに行きます。そこでは、車椅子のままステージが見える、車椅子スペースでいつも参戦しているんですね。
2019年を気持ちよく締めくくるべく、年末の音楽フェスに行った時のこと。
その日最後のアーティストのクライマックスに「パーーーーンッッ!!」と鳴りました。すると、空から「長いピラピラ」が…
長いピラピラ…そうです、銀テープ。
銀テープが飛ばされました。
銀テープって、車椅子スペースからは絶対キャッチできなくて、取れないことがほとんどなんです。
非常に残念なことに。
大きなホールとかだと、スタッフさんが取ってくれたものをもらえることもあってホクホクなんですが、
オールスタンディングの時だとそんなことはまずあり得ない。
今回も、輝く長いピラピラを眺めるだけで終わるんだと思っていました。
手に届かないから、より一層輝いて見える…キラキラ輝く長いピラピラ。
すると、終演後におじさんが大量のピラピラをぴらぴらなびかせながら、声をかけてきました
「これ!みんなで分けて!!」
と差し出してきたものは、そうです、大量の銀テープ。
えぇぇぇぇぇぇ!!!?
いいんですか??!!!
ファァァァァァァァァア!ありがとうございますっっっ!!!!
スタッフさんでもない、普通のおじさん、一般客(たぶん)。
隅っこにいる車椅子スペースの人たちのことに気付いて行動してくれたということ。
それがすごくすごく嬉しかった。
銀テープをもらえたことはもちろん嬉しい。
でも、嬉しいのはそれだけじゃなくてさ。
少し離れた場所で見てるから、ほんのちょっぴり物寂しかったりもする車椅子スペース。
このおじさんの言動で、1人で楽しんでいたわけではないということをダイレクトに実感できたわけです。
あ、この音楽を、このステージを一緒に楽しんでいたんだなって。
いただいた銀テープは、車椅子スペースにいたみんなで分けました。
この時ゲットした銀テープは、素敵な思い出と共に大事に保管してあります。
おじさん、どうもありがとう。
隅まで気を配れる人間でありたいものだわね☻
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